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重田 典子; 松岡 弘充; 長 明彦; 小泉 光生; 出雲 三四六; 小林 勝利; 橋本 和幸; 関根 俊明; R.M.Lambrecht*
Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, 205(1), p.85 - 92, 1996/00
被引用回数:46 パーセンタイル:95.14(Chemistry, Analytical)レニウムは、周期律表のマンガン族に位置する元素で、テクネチウムと同様な挙動を生体内で示すと考えられている。その中でもReは、高エネルギー線を放出し(最大エネルギー;1.07MeV)、半減期3.8日と放射免疫治療に適した特性を持っている。これまでのReの製造に関する報告では、原子炉を利用したRe(n,)反応による方法が用いられている。そこで、我々は、放射免疫治療に必要である高い比放射能でReを得るために、原研高崎AVFサイクロトロンを用いて、W(p,n)反応から生成するReの製造技術の開発を行った。また、この反応によるReの反応断面積の測定もあわせて行ったので報告する。